こういった疑問に答えていきます。
なんとなくヒゲが生えはじめて、なんとなくシェービングをはじめる人が多いと思います。
しかし、適当にシェービングをすると、肌トラブルにつながるので、注意が必要です。
「ヒゲを剃るだけなのに、やり方もクソもないだろう。」と思うかもしれません。
敏感肌の方や、ヒゲが硬い方は、とくに知っておいた方がいいと思います。
記事の内容
・正しいシェービングの手順 本当にあってる?
・ウェットorドライ どっちがいい?
正しいシェービングの手順 本当にあってる?
ウェットシェービング編
(1) シェービング前に洗顔をする
シェービングをすると、どうしても肌に傷がつきます。
洗顔をしないままシェービングをすると、顔についている雑菌が傷に入り込み、炎症したり、敏感肌の人は赤みがひどくなったりします。
シェーバーにも雑菌がつき、次回使用時や、シェーバー自体の寿命も短くなります。
シェービングをする前は、必ず洗顔をしましょう。
(2) 温める
温めることでヒゲを柔らかくし、剃りやすくします。
同じことをしてください。
ヒゲを柔らかくすることで、肌への負担を大幅に減らすことができます。
(3) シェービング剤を惜しみなく使う
シェービング剤は、たくさん使いましょう。
肌を気付つけないように塗るものなので、ケチっていたら元も子もありません。
【シェービングフォームの種類】
ジェルタイプ
・保湿成分が豊富
・伸びが良く使いやすい
・剃り残しがわかりやすい
フォームタイプ
・肌に優しい
・洗い落しやすい
・軽い力で剃れる
ジェルフォームタイプ
・肌に優しい
・洗い落しやすい
・軽い力で剃れる
・伸びが良く使いやすい
クリームタイプ
・洗い落しやすい
・すっきりとした使い心地
こういった疑問を解決していきます。 みなさんはウェットシェービング派でしょうか、ドライシェービング派でしょうか。 どちらにせよ、シェービングフォームは必要です。 シェービング歴8年のペーペーですが、一読していた[…]
(4) 髭を剃る
まずは肌を傷つけないように、順剃り(毛流れと同じ方向に剃ること)から行います。
いきなり逆剃り(毛流れと逆方向に剃ること)をしてしまいがちですが、肌へのダメージが大きいため、避けましょう。
順剃りでは、口やアゴの周りの硬い毛は剃りにくいので、残ったところは後回しにします。
カミソリを何度もすべらせるのではなく、できる限り少ない回数で剃り終えることを意識すると、肌への負担も少なくなります。
次に、肌への負担が大きい逆剃りは最小限に抑えるため、部分的に行います。(敏感肌の人は逆剃りでカミソリ負けしやすいため、できる限り控えましょう。)
髭が濃い人や、毛が硬く剃りにくい、口やアゴの周りは、短めのストロークで行うと剃りやすいです。
最後に、剃り残した部分を張り手でキレイにします。
剃る方向とは反対の向きに皮膚を引っ張り、残った毛を毛穴から浮き出して剃りやすくします。
この時に、深く剃りすぎると、肌へのダメージが大きくなってしまうので注意しましょう。
(5) 洗い流す
ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。
洗い流しが不十分だと、シェービング剤や髭が雑菌繁殖の原因になり、炎症を起こしやすくなります。
冷たい水だと流しにくく、熱いお湯で流すと肌の保湿成分まで流してしまうので、必ずぬるま湯で洗い流しましょう。
(6) 十分に保湿する
保湿を怠ると、雑菌の繁殖を手助けすることになるので、洗顔後より入念に保湿をしましょう。
この時、以下のものを使うことで、傷ついた肌でも安心して使えます。
・抗炎症成分
・アクネクリア成分
・アレルギーテスト済み
ドライシェービング編
(1) 事前準備・洗顔
充電が不十分だと、硬いヒゲをうまく剃れず剃り残しの原因になります。
洗顔もしっかり行いましょう。
(2) 温める
ウェットシェービングと同じです。
ヒゲを柔らかくすることで、肌への負担を大幅に減らすことができます。
(3) 髭を剃る
シェーバーの頭部を、肌に対して90度の角度で押し当てます。
押し込みすぎず、ソフトな動きで剃ることを心掛けてください。
難しい部分や曲がり角には、シェーバーの頭部を使って細かく動かし、慎重に剃ることが重要です。
シェービングの途中で必要に応じて、シェーバーの刃を洗って、髭の詰まりを取り除きます。
(4) 洗い流す
こちらもウェットシェービングと同じです。
ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。
洗い流しが不十分だと、シェービング剤やヒゲが雑菌繁殖の原因になり、炎症を起こしやすくなります。
冷たい水だと流しにくく、熱いお湯で流すと肌の保湿成分まで流してしまうので、必ずぬるま湯で洗い流しましょう。
(5) 十分に保湿する
保湿を怠ると、雑菌の繁殖を手助けすることになるので、洗顔後より入念に保湿をしましょう。
必要に応じて、保湿剤やアフターシェーブローションを使用して肌を保湿し、鎮静させます。
ウェット、ドライで同じ工程がいくつかあります。
共通して、いちばん重要なのは、「アフターケア(保湿)」です。
とくに、敏感肌、乾燥肌の方は注意していください。
ウウェットorドライ どっちがいい?
おすすめは、ウェットシェービングです。
ですが、あくまでおすすめです。
それでいうと、ウェットシェービングが圧倒的におすすめです。
個人で判断してもらうために ウェット・ドライシェービングのメリット、デメリットをまとめました。
ウェットシェービング
メリット
・なめらかな仕上がりになる
・肌への刺激が少ない
・毛穴の開きを促す
-なめらかな仕上がりになる-
ウェットシェービングではシェービングクリームやジェルを使用して髭を柔らかくし、滑りを良くします。
その結果、ドライに比べ良く剃れます。
ヒゲが、よりなめらかに剃れるため、肌の触り心地が滑らかで、仕上がりが美しくなります。
-肌への刺激が少ない-
シェービングクリームやジェルはヒゲを保護し、剃る際の摩擦や引っかかりを減らすため、肌への刺激が少なくなります。
-毛穴の開きを促す-
シェービングの前に、温かい水や蒸気を使って顔を洗ったり、シャワーを浴びたりすることが一般的です。
これにより毛穴が開き、髭が柔らかくなります。
毛穴が開くことで、ヒゲをより綺麗に剃ることができます。
デメリット
・時間と手間がかかる
・適切な道具や製品が必要
・敏感肌には注意が必要
-時間と手間がかかる-
ドライシェービングに比べて、時間と手間がかかる傾向があります。
準備や後処理に時間を要するため、忙しいスケジュールの人には向かない場合もあります。
-適切な道具や製品が必要-
シェービングクリームやジェル、シェービングブラシ、替え刃など、適切な道具や製品が必要です。
これらを購入するための費用や、補充する必要があるため、コストがかかる場合があります。
-敏感肌には注意が必要-
一般的に肌への刺激が少ないですが、敏感肌の人にとっては刺激が強い場合もあります。
自身の肌の状態に合わせて、適切な製品を選ぶ必要があります。
ドライシェービング
メリット
・早くて簡単
・肌への刺激が少ない
-早くて簡単-
水やシェービングクリームを使用せずに行われるため、準備や後処理にかかる時間が少なく、手間がかかりません。
急いでいるときや、旅行中などに便利です。
-肌への刺激が少ない-
肌と刃の直接的な接触が少ないため、肌への刺激が比較的少ないです。
肌が敏感な人に適しています。
デメリット
・仕上がりが、いまいち
・皮膚の乾燥が起こる場合がある
・音や振動
-仕上がりが、いまいち-
水やシェービングクリームの滑りを利用せずに剃るため、ウェットシェービングに比べて仕上がりがいまいちです。
とくに、硬いヒゲや濃いヒゲを持つ人にとって、十分ななめらかさを得るのは難しい場合があります。
-皮膚の乾燥が起こる場合がある-
摩擦や刃の直接的な接触により、肌の表面の油分や水分が取り除かれる可能性があります。
その結果、皮膚の乾燥が起こる場合があります。
保湿剤を使用することが、重要です。
-音や振動-
電動シェーバーを使用する場合、音に敏感な人にとっては、騒音や振動がストレスとなるかもしれません。
まとめ:ウェットがおすすめ。が、好きな方でやるべき
最近の電気シェイバーは深剃りができ、シェービングフォームを使って、濡らして剃る防水機能つきのものもあります。
しかし、髭を剃った後のすべすべ感を求めるなら、ウエットシェービングがおすすめです。
濡れた髭は、乾いた髭に比べて70%も剃りやすくなります。
肌を守るのはもちろん、爽快な深剃りができます。
※さまざまな環境、状況があるので、やりやすいほうで行ってください。