こういった疑問、悩みに答えます。
記事の内容
・メンズの混合肌の洗顔方法
・混合肌の方が注意するべきこと
脂性肌と思い込んでいるけど実は混合肌の男性は意外と多いと思います。
正しい洗顔方法を知り、なるべくトラブルの少ない肌にしましょう。
正しい洗顔をすると老化の抑制にもつながります。
メンズの混合肌の洗顔方法
男性の混合肌の特徴
混合肌とは?
皮脂が多く水分が少ない、脂性肌と乾燥肌の特徴をあわせ持つ肌質のことを指します。
主にTゾーンと呼ばれる、額から鼻先にかけての部分は皮脂の分泌量が多く、ベタつき、Uゾーンと呼ばれる頬から顎にかけての部分は乾燥が目立ちます。
混合肌になる、悪化する原因
原因は主に以下の3つです。
その➀ 誤ったスキンケア
その➁ 季節性の外的刺激
その➂ ストレス・ホルモンバランスの乱れ
その➀ 誤ったスキンケア
混合肌は「皮脂が多く、水分量が少ない」状態です。
混合肌の方にありがちなのは、皮脂を洗い流そうとゴシゴシしたり、ベタつくのを嫌がり十分に保湿をしないなどです。
その結果、インナードライ肌になり、かえって皮脂の過剰分泌になります。
インナードライ肌=脂性肌っぽいけど、実は乾燥している肌
保湿は十分に、適材適所に行いましょう。
その➁ 季節性の外的刺激
寒暖差は、肌のバリア機能を低下させます。
その状態で、紫外線やホコリなどの外的刺激を多く受けると、肌が反応し、肌の水分量や皮脂量が偏ったり、角質が傷ついたりすることで、部位によって肌の状態がバラバラになってしまいます。
四季がある日本に混合肌の方が多いのは、そのせいかもしれません。
その➂ ストレス・ホルモンバランスの乱れ
誰しもストレスで肌荒れをした経験はあると思います。
ホルモンバランスの乱れは混合肌にかかわらず、肌への影響が大きいので、なるべくストレスをためずに、バランスが乱れないようにすることが大切です。
上記は間違いです。
男性も少なからず乱れることがあります。
混合肌の正しい洗い方
「部位ごとに洗い方を分ける」
Tゾーンは念入りに、Uゾーンはほどほどに。
注意すべきなのが、Tゾーンのこすりすぎです。
刺激を与えすぎると、皮脂の過剰分泌につながり、症状が悪化してしまいます。難しいですが、その点は自分の肌と相談するしかないです。
洗顔料を使い分ける
Tゾーンは洗浄力が強めの洗顔料を使い、Uゾーンは洗浄力がマイルドな洗顔料を使うとかがいいと思います。
理由は男性の皮脂の分泌量は、女性の約3倍にもなるからです。
といっても、毎回2種類の洗顔料を使うのはメンドいですよね。
そういう方は前者の「部位ごとに洗い方を分ける」を試してみてください。
混合肌の方が注意するべきこと3つ
肌タイプごとに注意すべきことは異なります。
混合肌の方は下記の3つ。
・洗顔をしすぎない
・保湿を怠らない
・鼻まわりの判断
洗顔をしすぎない
洗顔をしすぎると、肌の潜在的な保湿成分が落とされてしまいます。
とくに混合肌は、ベタつく部分があるので、洗顔をしたくなります。
そうすると、乾燥している部分をさらに乾燥させてしまう、外的刺激に弱くさせてしまうといった問題が起きてしまいます。部分ごとによる肌質の差が、より顕著になってしまいます。
保湿を怠らない
乳液も使いましょう。
化粧水だけという男性も多いと思います。
ベタつくのがイヤで。
化粧水の成分の8割は水なので、化粧水を塗っただけだと、蒸発しちゃって十分に保湿の効果が出ません。
皮脂の多いTゾーンも、保湿を怠ると「乾燥しているから皮脂を出して肌を守らないと!」と皮脂をより多く分泌してしまいます。
もちろん保湿も部位ごとに、量やアイテムを分けるなどしましょう。
保湿成分のセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸が入っているものがおすすめです。
NMF(天然保湿因子)というヒトの肌に最初から備わっている、保湿機能にアプローチする「アミノ酸」などが配合されたものもよきです。
鼻まわりの判断
鼻まわりはTゾーン、Uゾーンのどちらに分類すればいいのでしょうか。
結論、人によります。
皮脂の分泌量が元々多くない人は、Uゾーンとして対応して問題ないでしょう。
毛穴が目立つ、皮脂量の多い人はTゾーンに分類した方がよさそうです。
混合肌の洗顔は難しい。
混合肌は、他の肌タイプと比べて、スキンケアが難しいです。
いろいろな方法、アイテムを試しましょう。
すぐに治したいのに、治らないからストレスでまた荒れるという負のループはダメです。
ゆっくり頑張りましょう。