こういった疑問に答えてきます。
本記事の内容
・男性の脂性肌とは
・脂性肌のスキンケアで重要なこと
・脂性肌の改善
脂性肌(オイリー肌)に悩む男性は多いです。
清潔感に大きく影響を与えるという点でも、肌のテカリは気になります。
しかし、対処できないわけではないということを忘れないで下さい。
解決していきましょう。
男性の脂性肌とは
脂性肌の原因
原因は、主に以下の5つです。
その➀ 中性脂肪の多い食事
その➁ 間違ったスキンケア
その➂ ホルモンバランスの乱れ
その➃ 顔への強い刺激
その➄ 睡眠や運動の不足
ほとんどが気づかぬうち、無意識にやってしまっているものです。
順番に解説していきます。
その➀ 中性脂肪の多い食事
脂っこい食事をとっていると、顔も脂っこくなるのは想像つきますよね。
脂性肌(オイリー肌)で悩んでいる人はまず食事を疑うと思います。脂っこいものを避けて野菜を食べるようにしている、という方も多いのではないでしょうか。
しかし、食事に気を付けても改善しないということがあります。
なぜ改善しないのでしょうか。
無意識に油(脂)を取りすぎている
1日に必要な脂質エネルギーは、摂取エネルギーの20~30%と言われています。
(1日2,000kcal必要な人では、脂質はおよそ55gになります。)
つまり1日3食の人は、1回あたりおおさじ1杯強です。
「そんなに摂取しないだろ笑」と思っても意外と摂取してしまっています。
自分で作ったものじゃないと、どのくらい油(脂)が使われているかわからないからです。
脂性肌(オイリー肌)で悩んでいる人は、ぜひ、自分が食べているものがどのくらいの脂質なのかを気にしてみてください。
その➁ 間違ったスキンケア
自分の肌タイプの認識が間違っていると適切なスキンケアができません。
乾燥肌、脂性肌、混合肌、普通肌、敏感肌のどのタイプなのか再度確認してみてください。
実は混合肌だった
脂性肌だと思っている人が、実は混合肌だったというのがいちばん多い間違いです。
お風呂上りや朝の洗顔後に、アゴ周りのUゾーンを意識してみてください。結構、乾燥しています。
フェイスラインにニキビがずっとできていましたが、保湿するようになって1か月でできなくなりました。
その➂ ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは女性に限りません。
男性も時期により少なからず乱れます。しょうがないことですが、乱れを小さく少なくすることはできます。
後述する睡眠や運動の不足ともかかわってきますが、やはり健康的な生活が重要になってきます。
逆に、それ以外で脂性肌の要因が考えられないという方は、時期的なものかもしれません。
その➃ 顔への強い刺激
肌には刺激を与えると、守ろうとする働きがあります。
乾燥や紫外線、手でこする、髪の毛が当たるなどして刺激が加わるとバリア機能が低下し、結果として皮脂で守ろうとします。
※皮脂は悪者ではありません。
上記のことから、皮脂が出ることは正常なことだといえます。
しかし、刺激が強いと皮脂の過剰分泌につながります。
結果、脂性肌(オイリー肌)になってしまいます。
また、脂っこい食事も多くなっていることをかんがみると脂性肌(オイリー肌)の人が増える、症状が重い人が増えるのは当然なのかもしれません。
その分ケアが必要になってきます。
その➄ 睡眠や運動の不足
先述のとおり、現代社会は脂性肌になりやすい世の中なのかもしれません。
睡眠不足や運動不足も、その内のひとつだと思います。
日の出とともに起きて、日が沈むと寝るなんて生活ではないですし、体を動かす仕事も減っています。
つまり、自分で意識的に睡眠や運動不足を解決していかなければならないということです。
ムズいです。
でも、できたら最強です。
脂性肌のスキンケアで重要なこと
保湿しましょう。
脂性肌(オイリー肌)の人のスキンケアで重要なことは保湿です。
理由は、皮脂の過剰分泌を抑えるため。
前述の「その➁ 間違ったスキンケア」で書きましたが、脂性肌と思っていても混合肌だったということがあります。そういう場合でも保湿をしておけば、肌トラブルになりずらいと思います。
ベタつくのがイヤだ!
ベタつくのにさらに化粧水や乳液を塗るのはイヤだし、肌荒れしないか心配になりますよね。
「テカってんのに、よりテカらせてどうすんねん。」と思います。
しかし、保湿をして「そんなに皮脂出さなくても大丈夫だよ。」ということを徐々に肌に教えていかないと一向に改善しません。
例えば、誰にも会わないくてもいい、テカってもいいときは保湿を強めにするなどしてみるとかどうでしょう。
※やりすぎは肌荒れを起こすので、適度に保湿してください。
脂性肌(オイリー肌)の改善
・肌への刺激を抑える
・油の認識を改める
・ストレスフリー
肌への刺激を抑える
肌への刺激は、とくに敏感肌の人が注意すべきことです。
しかし、脂性肌の人も気を抜けません。
直接的に刺激を与えなくても紫外線や乾燥という外的刺激があります。
顔のマッサージをする際なども、なるべく優しく、なるべく擦らないなど注意しましょう。
油の認識を改める
最初に書いた、1日の油の摂取量が大幅に超えているのに、自覚がない人です。
ただ、油の取らなすぎも良くないようです。
臓器の働き、とくに脳などは良質な脂が必要とのことなので、1日の目安量を守って過不足ないようにしましょう。
ストレスフリー
「ストレスと脂性肌になんの関係が?」
と思うかもしれません。
以下の3つです。
-暴飲暴食-
仕事のストレスなどで、暴飲暴食した経験ありますよね。忙しくて1食あけたりすると、その次の食事を獣のようにむさぼることもあります。
「1食あけたから1日の油の摂取量的には大丈夫なんじゃないの?」と思うかもしれませんが、1度に大量に摂取すると体内での処理が追い付かなく、しかるべきところで使われないということが起きます。
-睡眠不足-
睡眠不足によるストレスなのか、ストレスによる睡眠不足なのか。
どちらにしても肌にはよくないです。
睡眠はいろいろな体の機能を正常に保つために必要です。
夜更かしを続けていたら、顔のベタつきが気になったということはないでしょうか。
睡眠不足を感じていなかったとしても、体には影響が出てしまうこともります。
できるだけ寝ましょう。
-ホルモンバランス-
ホルモンバランスの乱れは、脂性肌の原因のひとつと先述しました。
女性に比べ、あまり心配しなくて大丈夫なのですが、男性のホルモンバランスが乱れる理由にストレスがあります。
もしかしたら実感する人は少ないかもしれません。
何がストレスかは自分にしかわかりません。
気を付けましょう。
まとめ:保湿して、いっぱい寝ましょう。
寝ることをもったいないという人がいますが、危ないです。
成長期を過ぎて、仕事をしていない人以外は、睡眠がもったいないということは、ありえません。
脂っこい食事を避けて、保湿して、いっぱい寝てください。
できることから、やってみましょう!