ヒゲを剃り始めた初心者の方や、なんとなくカミソリを使っている、なんとなく電気シェーバーを使っている中級者の方に向けた記事です。
かく言う僕も、長い間ヒゲ剃りに気を使うことはなかったです。剃り始めなんて、大体の人がお父さんのカミソリやシェーバーを使っていたのではないでしょうか。笑
脱毛をしない限り、この先何十年もしなくてはいけないことなのでカミソリと電気シェーバーのどちらを選ぶかということの重要性は明快です。
それでは、カミソリと電気シェーバーのどちらが自分に合っているのか、見ていきましょう。
記事の内容
・カミソリと電気シェーバー どっちが合っているのか
・カミソリと電気シェーバー どっちを使っている人が多いの?
カミソリと電気シェーバー どっちが合っているのか
やはりカミソリと電気シェーバーのどちらを使っているかは、父親や兄などの影響が強いと思います。しかし、それが自分に合っているかは別の話です。
もちろん父親や兄に意見を聞くのは悪いことではありません。自分のヒゲや肌は自分がいちばん知っているので、あくまで参考までにしましょう。
カミソリと電気シェーバーのメリット・デメリット
まずは簡単にメリットとデメリットを見てみましょう。
カミソリのメリット
カミソリは深剃りができるというのがいちばんのメリットです。
どうせ「剃る」という行為をするなら、少しも残したくないと考える男性は多いようで、確かに僕もそう思います。剃り残しがあると不快ですよね。カミソリ使用後のさっぱり感が好きでカミソリを選んでいる人も多いです。
また、ヒゲ以外も剃れるというのも大きいです。
ヒゲを剃るついでにいろいろ剃れるというのはある意味、時短かもしれません。電気シェーバーでは難しい産毛も一緒に剃れるので、カミソリを使わない人でも定期的に産毛剃りのためにカミソリを使うことも必要かもしれません。
カミソリのデメリット
カミソリのデメリットは、肌への負担が大きいというところがいちばんでしょう。
「肌をキレイに見せたい」「清潔感を出したい」からヒゲを剃るのに、剃ることにより肌荒れしていたら元も子もありません。しかし、カミソリじゃないと深剃りができないのも事実で、肌の強さや技術が必要です。
また、ゴミ(刃)が出るのがめんどくさいところです。
カミソリで剃るときは水が必要だったり、シェービングフォームが必要だったり、と工程が多いところもデメリットになります。
電気シェーバーのメリット
電気シェーバーは刃が直接肌に触れないので、肌への負担が少ないというメリットがあります。
シェービングフォームを使った電気シェービングもありますが、基本的に電気シェーバーは水も、シェービングフォームいらないので時短になります。
電気シェーバーのデメリット
カミソリに比べ、初期費用が高いという点はデメリットです。
コスパについては後述しています。
刃が肌に直接触れないので、肌が傷つきにくいですが、そのため深剃りしにくいというデメリットがあります。
定期的な清掃が必要というのもデメリットです。
これはカミソリでも刃を変えるということがあるのでトントンかもしれません。
どちらを選ぶか迷ったときに、考慮した方がいいこと5つ
カミソリと電気シェーバーのどちらにしようか迷っている人が考慮すべきことは以下です。
➀ 肌の強さ
➁ 毛量
➂ コスパ
➃ 時間
➄ 技術
➀ 肌の強さ
カミソリを使って肌が荒れやすいなら電気シェーバーを使うことをおすすめします。
スキンケアに命を懸けている人は「カミソリなんてありえない」というくらいカミソリは肌を傷つけるようです。大半のメンズはそこまで気にしないかもしれませんが、思ったより傷つくのは事実です。しかもヒゲが生えるのはUゾーンという乾燥しやすいところです。
深剃りを選ぶか、肌への影響を選ぶかは個々で判断しましょう。
➁ 毛量
自身の毛量を考慮しましょう。
毛量が多ければ、毎回カミソリでは肌に負担が大きいとか、多いからこそ深剃りしたいとか、肌への負担と毛量をどっちも考慮しなくてはなりません。
これが、毎日人前に立つとか、営業職とかであれば話が変わってきます。
このようにいろんな状況が考えられるので、自分に合った方を自分で選ぶ必要があります。
➂ コスパ
カミソリと電気シェーバーのコスパを比較してまとめてみました。
@DIMEさんを参考にさせていただいています。
本体の値段や替刃(推奨される交換期間)、シェービングフォームなどを2年間と仮定した場合。
【カミソリ】
本体が1,000~1,500円でシェービングフォームも500円くらいなので初期費用は2,000円くらい。替刃は4個入りで約1,500〜2,000円前後で、推奨交換期間は2週間なので2年間で約18,000円(※1,500円で計算しています。もっと安いものもあります)フォームを含めると、2年間で2,5000円くらいです。
ざっくり
本体(1,500円)+フォーム(500円×2年)+替刃(1,500円×2年)=25,000円くらい
【電気シェーバー】
本体はピンキリですが、10,000円前後のものを購入したとして、替刃は内刃が約3,000円で推奨交換期間が2年、外刃が約4,000円で推奨交換期間が1年。2年間で2,1000円くらいです。
ざっくり
本体(10,000円)+内刃(3,000円)+外刃(4,000円×2年)=21,000円くらい
カミソリの替刃も、電気シェーバーもピンキリですが、基本的には電気シェーバーの方がコスパがいいといえるかもしれません。
➃ 時間
これも毛量によるかもしれませんが、剃るタイミングによって、早く剃れるかどうかが重要になってきます。
例えば、夜剃れば次の日も大丈夫な人は、シェービングを急ぐ必要はないので手間の多いカミソリでも大丈夫でしょうし、朝剃らないと青髭が、、、という人は、朝は忙しいので時短になる電気シェーバーを使った方がいいかもしれません。
➄ 技術
シェービング初心者の人は電気シェーバーの方が安全だと思います。
自分がどのくらい、肌を傷めずに剃れるかというところも考慮してください。
ヒゲの生え方もあると思いますが、剃るときに気を付けたほうがいいことは基本的に同じだと思うので知っておいて損はないと思います。
こういった疑問に答えていきます。 なんとなくヒゲが生えはじめて、なんとなくシェービングをはじめる人が多いと思います。 しかし、適当にシェービングをすると、肌トラブルにつながるので、注意が必要です。 「ヒゲを剃る[…]
結論、カミソリと電気シェーバーをどちらかをおすすめするということはできないです。
もちろん両刀使いという選択肢もあります。
普段はあんまり気にしないならシェーバーで、イベントや清潔感を出したくて深剃りしたいときだけカミソリとかですかね。
一人ひとり状況が違うので、上記の5つを考慮して自分に合った方を選びましょう。
カミソリと電気シェーバー どっちを使っている人が多いの?
では、実際に使っている人が多いのはどっちでしょうか。
カミソリでヒゲを剃っている人は73.0%
電気シェーバーでヒゲを剃っている人は73.8%
細かく見ていくと以下です。
上記の通り、本当にどちらもおすすめしにくいというか、やっぱり自分に合った方を選ぶしかないという感じです、、、。
ちなみに、カミソリと電気シェーバーの市場規模
カミソリと電気シェーバーのどちらを選ぶか迷っている人に、なんのためにもならないかもしれませんが、参考までに市場規模を載せておきます。「へぇ~」くらいで流してください。笑
カミソリの市場規模
カミソリ市場は、男性用・女性用ともに付加価値化・高単価化が進んでいるが、直近1年間(2019年10月~20年9月、金額ベース)でみると、19年10月の消費増税前の替刃やディスポなどまとめ買い需要の反動減や、20年春からの新型コロナウイルス感染拡大による消費意欲の低下が影響し、前年比約10%減の450億円規模となった。
カテゴリー別では、男性用カミソリが約280億円、女性用が約100億円、シェービングが約70億円となり、いずれも前年同期比で10%程度減少した。
引用:週刊化業
カミソリの刃の世界市場は2027年まで年平均成長率1.0%で成長すると予想される
引用:PRTIMES
電気シェーバーの市場規模
日本電機工業会(JEMA)によると、2022年度の主要製品の国内出荷金額は、電気シェーバー約464億円(前年度比1.8%増)
引用:NIKKEI COMPAS
電気セーバー市場は2027年まで5.8%のCAGRで成長すると予想されます
引用:PRTIMES
だそうです。参考までに。笑
ここまでで、カミソリと電気シェーバーどちらにしようかまだ迷っている、なんとなく決めたけどもっと詳しく知りたいという方は以下の記事で最終決定してみてください。
カミソリについての疑問は、調べるといろいろ分散していてメンドくさいので、まとめました。 意外と細かい疑問があったので、網羅して解決していきます。 ・t字カミソリの洗い方 ・t字カミソリの替え時 ・t字カミソリはど[…]