「セルフ(自分)で、なんか本格的な機器使ってホントに大丈夫かな、、、。」とか「そもそもなんでLEDで歯が白くなるん!?」と思いますよね。
セルフホワイトニングの種類はいくつかあって、どれにしようか検討している人のために、機器を使ったホワイトニングについて解説していこうと思います。
※他のホワイトニングについても他の記事で解説しているので、よろしければ、そちらも合わせてどうぞ。
もくじ
・なんでLEDで歯が白くなるの?
・セルフのホワイトニングの機器は危険or安全?
・自分でLEDホワイトニングする際のやり方と注意点は?
なんでLEDで歯が白くなるの?
LEDホワイトニングの仕組み
LEDでホワイトニングをする仕組みは簡単に言うと、「酸化チタンにLEDライトを当てることで、酸化チタン自体は変化させずに、汚れ、細菌、臭いを水と二酸化炭素に分解する」という仕組みです。
もう少し気になる人のために深堀すると、酸化チタンという溶剤を歯に塗って青いLEDライトを照射すると、光触媒という反応が起こります。
光触媒(ひかりしょくばい)とは
「光触媒は、光を吸収して化学反応を促進する物質の総称である。 光が当たることにより、通常の触媒プロセスでは困難な化学反応を常温で行わせることができる。 代表的な光触媒の材料としては、酸化チタン(TiO2)が良く知られている。」
引用:環境展望台
触媒(しょくばい)とは
「触媒とは、それ自身は変化しないで化学反応を促進する物質のことです。 厳密には、触媒はその反応に対して何らかの相互作用を生じ、時に触媒自身も変化します。 これによって反応の経路を変え、反応を促進することができます。」
引用:研究用語辞典-WBD
その結果、歯の表面の着色汚れを落とすことができます。
オフィスホワイトニングとの違い
オフィスホワイトニングとの違いは「効果」と「値段」です。
オフィスホワイトニングでは歯科じゃないと使用許可の出ない高濃度の薬剤を使うため、セルフホワイトニングの方がどうしても効果は劣ってしまいます。
また、オフィスホワイトニングは専門家にやってもらう、専用の薬剤を使用するという点で、値段もそれなりに高くなります。
セルフのホワイトニングの機器は危険or安全?
LEDホワイトニングのメリット・安全性
・歯への負担が少ない
・コストが抑えられる
・定期的なメンテナンス
歯への負担が少ない
セルフの場合、強い薬剤を使うことができないので、必然的に歯への負担は少なくなります。
もちろん、使い方や異常があるかどうかは注意しなければなりませんが、口腔トラブルが起きやすいという人には向いていると思います。
コストが抑えられる
セルフのLEDホワイトニングは、プロの歯科医によるホワイトニング治療に比べて通常は経済的です。
歯科医院での治療は専門的なケアと設備を提供するため、費用が高くつくのに対し、自宅でのセルフホワイトニングキットは予算に優しい選択肢です。
定期的なメンテナンス
自宅でのセルフホワイトニングは、歯の定期的なメンテナンスに役立ちます。
自分のペースで繰り返すことができます。
ホワイトニングの効果が一時的であるため、再着色を防ぐために定期的なメンテナンスが重要です。
LEDホワイトニングのデメリット・危険性
・効果の不確実性
・自己処理・時事診断のリスク
・不適切な使用
・一時的な結果
効果の不確実性
セルフのLEDホワイトニングキットは、オフィスホワイトニングに比べて効果が一定しないことがあります。
ホワイトニングジェルの質や濃度、LEDライトの種類によって結果が異なることがあります。
期待通りの結果を得る保証はありません。
自己処理・自己診断のリスク
キットを誤った方法で使用すると、歯茎や口内組織にジェルが漏れてしまい、不快な感じや刺激を引き起こす可能性があります。
また、歯茎を傷つけるリスクもあるため、慎重に扱う必要があります。
セルフのホワイトニングキットを使用する際、自分の歯の状態を正しく診断し、適切なキットを選択する必要があります。間違った選択をすると、期待通りの結果を得ることが難しくなります。
不適切な使用
不適切な使用の場合、歯に不均一な白さが生じたり、ジェルが均等に分布しなかったりします。
表示や指示に従い、キットを適切に使用することが重要です。
一時的な結果
セルフホワイトニングの効果は大体一時的です。
歯の再着色を防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です。
先述の通り、それが簡単というメリットもあります。
セルフLEDホワイトニングが向いている人
セルフのLEDホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べ予算にやさしい選択肢である一方で、効果や安全性に関しては不確実性が高いことがあります。
セルフホワイトニングを検討する際は、正確な指示に従い、適切なキットを選択することが重要です。
・軽度な歯の変色が気になる人
・予算に制約のある人
・自己処理に自信がある人
・時間的な柔軟性を求める人
以下に当てはまる人に向いているといえます。
セルフLEDホワイトニング機器の相場
5種類のセルフLEDホワイトニング機器で相場を調べました。
平均4,728円でした。
上記は日本のメーカーの機器です。
あんまり、種類が豊富なわけではなさそうなので、海外のものも視野に入れてみるといいかもしれません。
自分でLEDホワイトニングする際のやり方と注意点は?
LEDホワイトニングの手順
キット準備 → 口内洗浄 → トレイの準備 → ジェルの塗布 → LED照射 → 洗浄
まず、キットの準備が必要です。
ホワイトニングキットに含まれるアイテムを確認し、取扱説明書をよく読みます。一般的に、キットには専用トレイ、LEDライト、ホワイトニングジェル、取り扱い説明書が入ってます。
ホワイトニングを行う前に、歯垢や歯石を取り除き、歯の表面を清潔にしましょう。
トレイを歯に合わせて調整します。
通常、トレイは温水で柔らかくなるので、歯に合わせて形状を整えます。トレイが歯に密着し、ジェルが均等に塗布できるように調整します。
トレイにホワイトニングジェルを塗布します。
ジェルの量は指示に従い、適切に調整します。
ジェルは歯の表面に均等に塗りますが、歯茎や口内組織には付着させないように注意します。余分なジェルは拭き取ります。
トレイにジェルを塗布したら、LEDライトを口の中に入れます。
前述の通り、LEDライトはホワイトニングジェルを活性化させ、効果を高めます。指示に従ってLEDライトを使用し、通常は15分から30分間程度の時間を設定します。
指定された時間が経過したら、トレイを取り外し、ジェルを歯から洗い流します。
ジェルの取り扱いに注意し、指示に従って洗浄します。水でよくすすぎます。
維持するために、ホワイトニングキットの指示に従って定期的にホワイトニングを繰り返します。ホワイトニングの効果は一時的であるため、定期的なメンテナンスが必要です。
上記の通り、他のセルフホワイトニングと比べて本格的な方法になるので、手順や初期費用が多少多かさみます。
必ず取扱説明書に記載されている指示に従い、安全にホワイトニングを行うよう心がけましょう。
セルフのLEDホワイトニングの注意点
注意点➀ 指示に従う
ホワイトニングキットに含まれる取り扱い説明書に従い、指示通りにホワイトニングを行います。ジェルの量、LEDライトの使用時間、頻度などに注意して下さい。
注意点➁ 過度の使用を避ける
指示に従ってホワイトニングの頻度を守りましょう。過度な使用は歯の感度を引き起こす可能性があります。通常、週に数回程度のホワイトニングが適しています。
注意点➂ 適切なトレイのフィットを確保
トレイが正しく歯にフィットすることを確認します。トレイが適切に調整されていない場合、ジェルが歯茎や口内組織に漏れる可能性があります。
ホワイトニングキットのアイテムを適切に保管し、清潔に保ちます。とくにトレイは清潔に保つことが重要です。
注意点➃ ジェルの量を調整
指示に従ってジェルの量を調整し、歯の表面に均等に塗布します。ジェルが歯茎や口内組織に触れないように気をつけましょう。
注意点➄ 感度に注意
ホワイトニングの後、歯が一時的に感度を持つことがあります。とくに冷たい飲食物や熱い飲み物に対して感じやすくなります。必要に応じて、歯磨き粉やアフターケアを使用しましょう。
注意点➅ 結果の期待を現実的に
ホワイトニングの結果は個人によって異なります。一度のセッションで完璧な白さにはならないことを理解し、継続的なケアが必要であることを認識しましょう。
他のホワイトニングにも言えることですが、すぐに効果が出るということはありません。オフィスホワイトニングなら比較的に効果は出やすいですが、例外ではありません。
注意点➆ 継続的なメンテナンス
ホワイトニングの効果は一時的であるため、継続的なメンテナンスが重要です。定期的にホワイトニングを繰り返すか、歯科医の指示に従いましょう。
まとめ
LEDを使ったセルフホワイトニングを選択する人は少ないと思います。
それはセルフなら、安価や、簡単ということを重視するのが一般的なのに、セルフホワイトニングの中では値段もするし、工程が多いからだと思います。
しかし、効果が低いということではないので「歯科に行くのは億劫だけど効果は欲しい」という人は試す価値有りかと思います。
以上、LEDによるセルフホワイトニングの解説でした。
他にもセルフホワイトニングの方法はありますので、検討してみてください。
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