徹底解説していきます。
歯科医=オフィスホワイトニング
自分=セルフ・ホームホワイトニング
セルフホワイトニングにも種類があり、歯磨き粉、サロン、ジェルなどがあります。
今回は、ジェルでのホワイトニングについて深堀りします。
ジェルでホワイトニングする人は、意外と少ないです。
「なんか、難しそう」というようなイメージがあるのかも。
記事の内容
・ホワイトニングジェルの成分・仕組み
・ホワイトニングジェルの選び方
ホワイトニングジェルの成分・仕組み
ホワイトニングの成分について
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングでは、成分に以下のような違いがあります。
オフィスホワイトニング=過酸化水素
セルフ・ホームホワイトニング=過酸化尿素
どちらも、「歯の表面のエナメル質の着色物質を分解し、エナメル質を乱反射させて白く見せる」という仕組みは、一緒です。
大きな違いは、時間です。
オフィスホワイトニングは、1回、30分くらい。
これを、3~5回します。
セルフ・ホームホワイトニングは1回8時間が理想的です。
過酸化尿素は8時間かけてゆっくり分解するため。(2時間ほどで済むものもあります)
なぜ、セルフホワイトニングでは過酸化尿素を使うのか?
過酸化水素は、強い漂白作用を持っています。効果は高いですが、持続時間が短いです。さらに、知覚過敏のような痛みが出る場合があります。(※通常この痛みは問題ありません)
つまり、専門家ではない人が使うと危ないかも、、、ということです。
なので、セルフは過酸化尿素が使われていることが多いのです。
ホワイトニングジェルの使い方
歯にジェルを塗る。
マウスピースをつける。
2~8時間放置。
以上ですが、歯科医の説明や、市販の場合は使用する製品表示をしっかり確認してください。
ジェルでセルフホワイトニングをする場合、歯科医で診察したり、マウスピースを作成したり、薬剤を処方してもらうこともできます。
しかし、セルフホワイトニングを選ぶ人のほとんどが「自分でやりたい」「コストをかけたくない」と考えます。
その場合は、市販のマウスピースや、薬剤もあります。効果や安全性は、少し落ちるかもしれませんが「早急に効果が出てほしいわけじゃない」「安全よりお金が大事」という人の選択肢にはなります。
時間はかかるかもしれませんが、セルフのホワイトニングで効果を実感している人は意外と多いです。
ホワイトニングジェルの注意点
先程、8時間が理想的と言いました。
では、寝てる間にするのはどうなのか、、、?
しない方がいいです。
もちろん、飲み込んでも大丈夫な成分ですが、飲み込んだ方が良い成分ではありません。
さらに、寝ている間に食いしばったり、歯ぎしりしたりと、マウスピースが壊れる可能性もあります。再度作るのは面倒ですし、お金もかかってしまいます。
寝ている間は、ホワイトニングは避けたほうがでしょう。
その他の注意点は「痛みが出る場合がある」とか「虫歯があるとできない」とか、ホワイトニングで一般的に言われていることです。
詳しくは以下をご覧ください。
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ホワイトニングジェルの選び方
選び方は、効果、成分、価格です。
どのくらいの効果(白さ)が必要なのかで、薬剤の強さを決めましょう。
それに応じた成分が入っているかを確認します。
予算の範囲内で達成できる価格かも基準になります。
成分については前述したので、以下に、強さや濃度、種類についてまとめました。
濃度、認証について
国内で認証されているのは、低濃度のもの。
効果は弱いですが安全と言えます。
高濃度のものを市販で買おうとすると、海外製になります。というのは、高濃度の薬剤は国内で認証がされていないからです。(日本のホームホワイトニングジェルは薬機法により濃度10%以下と定められています)
上記はあくまで安全性の話。
ホワイトニングシートになってしまいますが、僕は海外のものを使っています。海外も、わざわざ問題のある商品を売るとは思えません。
言い方は良くないかもしれませんが、歯科医が海外産の市販のホワイトニングジェルの危険性を謳うのは、やはり客が流れないようにするためでもあるというのが否めないと思います。
※安全性が確保できないのは事実なので、個人でしっかり判断してください。
補足:その他のジェルの種類
・カルバミド過酸化物ジェル
・アクティブ炭ベースのジェル
・ホワイトニングペン
・研磨成分だけのもの
カルバミド過酸化物ジェル
カルバミド過酸化物という成分を含むジェルです。
ホワイトニング成分である「過酸化カルバミド」は、もともと歯周病の治療目的で使われていましたが、この成分に歯を白くする効果があると発見されたことがきっかけで、ホワイトニングにも使われるようになりました。(ホワイトニングを行いながら、歯周病予防にもなるのです)
また、「歯を白くする」過酸化カルバミドは、歯のエナメル質に浸透することで、内側に蓄積されている色素や着色成分である有機質を分解することで歯を白くしています。
日本で市販されているホワイトニング製品は歯の表面にアプローチする一方、過酸化カルバミドは歯の内側に働きかけることで、今以上の白さや透明感をもたらすことができるのです。
引用:b.glenDental
過酸化水素に比べて安定性が高く、長時間にわたってジェルが歯に付着する。
通常、家庭用ホワイトニングキットに使用される。
過酸化水素よりも、歯への刺激が低い。
アクティブ炭ベースのジェル
アクティブ炭を含むホワイトニングジェル。
歯の表面の汚れや変色を吸着し、除去するのに役立つ。
通常、天然の成分を強調したオーガニックなホワイトニング製品に見られます。
ホワイトニングペン
ジェルがペンの形状に入ったアイテム。
歯の特定の部分にジェルを塗布しやすく、携帯に便利。
効果は持続時間に依存するが、通常は即効性は無い。
研磨成分だけのもの
研磨成分だけのものは、ステイン除去が主な目的で、歯の表面の着色を落とすことしかできない。
白さを求めるなら、研磨成分だけものだと物足りない。
まとめ:美白への第一歩を、、、
ホワイトニングジェルの成分についてに解説しました。
ホワイトニングジェルは美白に向けた強力な味方となりますが、正しい使い方と選び方が重要です。
正しいケアをしましょう。
もっとハードルの低いホワイトニングもあるので、以下を参考にしてみてください。
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